
篠田麻里子が燃え尽き症候群に
13年7月、7年半在籍したAKBを卒業。夢も、目標も見つからなかった。「AKBにいると毎日仕事があるし、休みもない。
急に休みになっても、明日何しようってなってた。それが毎日続くと思うと、私は何をすればいいんだろうと不安になった。
定年退職したサラリーマンの方の気持ちってこうなのかなと思って」
前田敦子(26)や大島優子(29)とともに「神セブン」と呼ばれた人気メンバー。ライブに出たい、総選挙で上位になりたい。
当時は深く考えなくとも目標は見つかった。だが、一人になってみると何を目標に生きればいいのか分からない。
まさに、燃え尽き症候群だった。
脱したのは2年前。米ニューヨーク旅行がきっかけだった。約2週間の滞在中、毎日ブロードウェーに行き「ミス・サイゴン」や
「キャッツ」などのミュージカルを観賞した。
「ミス・サイゴンの“命をあげよう”という曲で、こんなに人を感動させる歌があるんだっていうぐらい鳥肌が立ったんです。
スタンディングオベーションでみんな拍手して。生の舞台の楽しさを感じました。ここまでとは言えないけど、
私ももっとやれることがあるはずと思った」
もともと芝居は好きではなく、女優業は「恐怖でしかなかった」。それは、苦手だったと思っていたから。「限界までやってないのに、
ダメだと決めるのは良くないなと思ったんです」。今はもう、女優で生きていくという気持ちが固まった。「当分は燃えていられると思います」と笑う。
来月11日に32歳になる。「最近は“小学生の頃にAKBを見てました”なんて言われる。結構つらいですよ」と苦笑する。
これから先、アイドル時代を知らない人も増えてくるだろう。「30歳からまた新しい人生を歩んでいる。“AKBだったんだ”と
言われるようになりたいですね」。アイドルからの完全な脱皮の時が近づいている。
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出典: 芸能人の気になる噂
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